宗谷岬公園の南側に、まるで鶴が飛び立とうとしているかのようにそびえたつ”祈りの塔“。
この祈りの塔は、昭和58年(1983年)9月1日未明に起きた、”大韓航空機撃墜事件”の慰霊碑として、世界の恒久的な平和を願い建設されました。
祈りの塔に込められた意味
クチバシの向き
像のクチバシは、事故海域とされている海馬島(モネロン島)の方向を向いています。
像の高さ
像の高さは、19.83mあり、これは事故が起きた1983年を意味しています。
羽の枚数と白御影石の数
羽の枚数は、全部で16枚。これは事故で亡くなった人の母国を意味しており、16ヵ国の方々がお亡くなりになりました。
また、使用されている269枚の白御影石は、遭難者の269人を表しています。
アクセス
車で向かうには
JR稚内駅からは車で40分。
無料駐車場を完備。
JR稚内駅周辺からバスで向かうには
JR稚内駅にある稚内駅前バスターミナルの『一番のりば』から乗車し、約50分の移動になります。
料金は片道1,420円で、バス停「宗谷岬」で下車します。
稚内バスターミナルー宗谷岬間は、通常の切符よりもお得な記念乗車券のご用意もありますので、そちらを購入することをお勧めいたします。詳しくは、下記の記事にまとめております。
JR南稚内駅周辺からバスで向かうには
JR南稚内駅から徒歩3分の場所に、『南駅前』のバス停がありますので、そこから乗車します。
料金は片道1,300円で、バス停『宗谷岬』で下車します。
駅前と書いてありますが、駅から若干距離があるため余裕を持って向かう方がよさそうです。
稚内バスターミナルでは、通常の切符よりもお得な記念乗車券のご用意もあります。
稚内バスターミナル周辺に行った際は、前もって記念乗車券を購入しておき、南駅前から乗車なんて使い方も可能です。詳しくは、下記の記事にまとめております。
稚内空港から向かうには
空港から宗谷岬へ行くバスはありません。
※夏季には稚内空港から宗谷岬へバスで向かうことができるキャンペーン路線があります。令和4年度夏季に実施されていたキャンペーン内容はこちら。
稚内空港でレンタカーを借りて宗谷岬を目指すか、スケジュールに余裕があるのであれば、稚内市街まで繰り出て、翌日に市街からバスで宗谷岬に向かうパターンがあります。
稚内空港のレンタカーについては、下記の記事にまとめております。
以上、宗谷岬公園にある祈りの塔ついてご紹介でした。
では素敵な稚内ライフをお楽しみください。
最後までご覧頂きありがとうございました。