日本最北の地にギリシャ建築!?
青く広がる空に白いギリシャ風の建造物がまさにインスタ映えにピッタリのロケーション!
昭和11年(1936年)に5年かけて完成した427m、柱70本の北防波堤ドーム。
まるでギリシア神殿を彷彿とされるその建築は、土屋実氏の制作である。
土谷氏は「おそらく大学時代に先輩から見せてもらった古代ギリシャの神殿の写真が潜在意識にあったかも知れません」と語っていたそうです。
アーチ回路をもつ世界的にも珍しい建造物になっており、戦前までは稚内ー樺太(大泊)間を往来する稚泊航路の連絡船が横付け、稚内駅から桟橋駅まで列車が走っていました。
老朽化に伴い、昭和55年(1980年)に全面的な復元を行っているため、柱が他の部分と比べ綺麗になっていたります。
北防波堤ドーム
土屋実
北防波堤ドームが作られた経緯、土屋実という人物の生い立ちなどを描いた漫画がこちらのPDFファイルで無料で読むことができます。
49ページの短編漫画になっているので、わかりやすく面白く学べます。
旅の道中にでもぜひご覧ください。
北海道遺産第1回認定
北防波堤ドームは、2001年の第1回北海道遺産に選定されました。
次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から、北海道民全体の宝物として選ばれたのが「北海道遺産」です。
アクセス
住所
〒097-0023 北海道稚内市開運1丁目
JR稚内駅周辺から向かうには
JR稚内駅から徒歩5分。
JR南稚内駅周辺から向かうには
・JR南稚内駅からは、稚内駅に向かうJRに乗るパターン
・路線バスで稚内駅に併設されているバスターミナルに向かうパターン
の2パターンがあります。その後、徒歩で約5分かけて北防波堤に向かいます。
JRは本数が少ないため、バスで向かうことをお勧めいたします。
南稚内駅から駅前バスターミナルに行く最寄りのバス停は2か所あります。
徒歩1分ほどのところにあるバス停。
『緑町線①』『稚内市内線』『空港線』の3路線は稚内駅バスターミナルに向かいます。
徒歩3分ほどのところにあるバス停。
『富岡線』が稚内駅バスターミナルに向かいます。
路線バスに関する、詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
稚内空港から向かうには
・稚内空港からの連絡バスにて、稚内駅に向かい、徒歩で防波堤ドームに向かうパターン
・空港でレンタカーを借りて防波堤ドームに向かうパターン
の2パターンがあります。
連絡バス
連絡バスは、各路線の着陸時間に合わせたスケジュールになっておりますので、待ち時間もなくスムーズに稚内駅に向かうことができます。
連絡バスに関する、詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
レンタカー
稚内空港でレンタカーを借りて向かう場合、約22分ほどのドライブになります。
北防波堤近くに無料の駐車場を完備しております。※冬季期間は閉鎖中。
稚内空港のレンタカーについては、下記の記事にまとめております。
以上、稚内市の観光スポットの一つである稚内港北防波堤ドームについてご紹介でした。
では素敵な稚内ライフをお楽しみください。
最後までご覧頂きありがとうございました。