稚内公園の北側に”氷雪の門“はあります。
正式名称は、樺太島民慰霊碑であり、樺太で亡くなった日本人のための慰霊碑になります。
昭和38年(1963年)竣工。両側に高さ8メートルの望郷の門。女人像と霊石の三位一体とする彫刻であり、彫刻家 本郷新(ほんごう しん)氏の作品です。
銅像には、それぞれ意味が込められています。
顔は、戦争で自分達が受けた苦しみを表し、銅像の胸には、3本のV字のラインがあり、それぞれ「雪・氷・風」を表しています。
手の平を見せているのは、戦争によって失った家族や土地(樺太)を表しています。
若干膝を曲げ足首を開き、何かに耐えるその足元は、悲しみや苦しみから早く立ち上がろうと表現した物で、足の間の波模様は海峡を表しています。
銅像の意味を理解してから見ると、また違った鑑賞の面白みが生まれますね。
付近には、九人の乙女の碑もありますので、ぜひご覧ください。下記の記事にて紹介しています。
アクセス
住所
〒097-0000 北海道稚内市稚内村ヤムワッカナイ
JR稚内駅周辺から向かうには
JR稚内駅から徒歩30分。
稚内公園に向かう路線バスはないため、徒歩で向かうか、レンタカーやタクシーなど車を利用して向かうことになります。
往復の移動を考えると、車の利用をおすすめします。
稚内周辺のレンタカーに関して、下記の記事で紹介しています。
稚内市内のタクシー情報に関して、下記の記事で紹介しています。
氷雪の門近くに無料の駐車場を完備しております。
JR南稚内駅周辺から向かうには
・JRを利用し南稚内駅から稚内駅に向かうパターン
・路線バスで稚内駅に併設されているバスターミナルに向かうパターン
の2パターンがあります。その後、徒歩で約30分かけて氷雪の門に向かいます。
JRは本数が少ないため、バスで向かうことをお勧めいたします。
南稚内駅から駅前バスターミナルに行く最寄りのバス停は2か所あります。
徒歩1分ほどのところにあるバス停。
『緑町線①』『稚内市内線』『空港線』の3路線は稚内駅バスターミナルに向かいます。
徒歩3分ほどのところにあるバス停。
『富岡線』が稚内駅バスターミナルに向かいます。
路線バスに関する、詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
稚内公園に向かう路線バスはないため、徒歩で向かうか、レンタカーやタクシーなど車を利用して向かうことになります。
南稚内駅周辺にはレンタカー会社がないため、タクシーの移動をおすすめします。
稚内市内のタクシー情報に関して、下記の記事で紹介しています。
氷雪の門近くに無料の駐車場を完備しております。
稚内空港から向かうには
・稚内空港からの連絡バスにて、稚内駅に向かい、徒歩で防波堤ドームに向かうパターン
・空港でレンタカーを借りて防波堤ドームに向かうパターン
の2パターンがあります。
連絡バス
連絡バスは、各路線の着陸時間に合わせたスケジュールになっておりますので、待ち時間もなくスムーズに稚内駅に向かうことができます。
連絡バスに関する、詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
レンタカー
稚内空港でレンタカーを借りて向かう場合、約24分ほどのドライブになります。
氷雪の門近くに無料の駐車場を完備しております。
稚内空港のレンタカーについては、下記の記事にまとめております。
以上、稚内公園にある氷雪の門についてご紹介でした。
では素敵な稚内ライフをお楽しみください。
最後までご覧頂きありがとうございました。