稚内公園の北側に”九人の乙女の碑“はあります。
終戦の5日後である昭和20年(1945)8月20日に、樺太真岡郵便局で電話交換業務を終えた後、自ら若い命を絶った9人の女性の霊を慰めるために建設されたものです。彫刻家 本郷新氏の作品。
電話交換手とは、交換機を操作し送信者、受信者を繋ぐ職業の一つでした。自動接続の現代とは違い、昔は人の手で行われていました。
交換手姿の乙女の姿をモチーフとしたレリーフが埋め込まれ、亡くなった9人の女性の名前、そして彼女たちの最後の別れの言葉となった『皆さん、これが最後です。さようなら、さようなら』の文字が刻まれています。
作品
九人の乙女の碑に関する映画・ドラマ作品があります。
観光前に鑑賞しておくと、時代の背景が見え、観光がより楽しめると思います。
映画:樺太1945年夏 氷雪の門
TSUTAYA DISCASにて、レンタルができます。
ドラマ:霧の火-樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たち
アクセス
住所
〒097-0024 北海道稚内市宝来2丁目8−13
JR稚内駅周辺から向かうには
JR稚内駅から徒歩30分。
稚内公園に向かう路線バスはないため、徒歩で向かうか、レンタカーやタクシーなど車を利用して向かうことになります。
往復の移動を考えると、車の利用をおすすめします。
稚内周辺のレンタカーに関して、下記の記事で紹介しています。
稚内市内のタクシー情報に関して、下記の記事で紹介しています。
九人の乙女の碑近くに無料の駐車場を完備しております。
JR南稚内駅周辺から向かうには
・JRを利用し南稚内駅から稚内駅に向かうパターン
・路線バスで稚内駅に併設されているバスターミナルに向かうパターン
の2パターンがあります。その後、徒歩で約30分かけて九人の乙女の碑に向かいます。
JRは本数が少ないため、バスで向かうことをお勧めいたします。
南稚内駅から駅前バスターミナルに行く最寄りのバス停は2か所あります。
徒歩1分ほどのところにあるバス停。
『緑町線①』『稚内市内線』『空港線』の3路線は稚内駅バスターミナルに向かいます。
徒歩3分ほどのところにあるバス停。
『富岡線』が稚内駅バスターミナルに向かいます。
路線バスに関する、詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
稚内公園に向かう路線バスはないため、徒歩で向かうか、レンタカーやタクシーなど車を利用して向かうことになります。
南稚内駅周辺にはレンタカー会社がないため、タクシーの移動をおすすめします。
稚内市内のタクシー情報に関して、下記の記事で紹介しています。
九人の乙女の碑近くに無料の駐車場を完備しております。
稚内空港から向かうには
・稚内空港からの連絡バスにて、稚内駅に向かい、徒歩で防波堤ドームに向かうパターン
・空港でレンタカーを借りて防波堤ドームに向かうパターン
の2パターンがあります。
連絡バス
連絡バスは、各路線の着陸時間に合わせたスケジュールになっておりますので、待ち時間もなくスムーズに稚内駅に向かうことができます。
連絡バスに関する、詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
レンタカー
稚内空港でレンタカーを借りて向かう場合、約24分ほどのドライブになります。
九人の乙女の碑近くに無料の駐車場を完備しております。
稚内空港のレンタカーについては、下記の記事にまとめております。
以上、稚内公園にある九人の乙女の碑についてご紹介でした。
では素敵な稚内ライフをお楽しみください。
最後までご覧頂きありがとうございました。